在宅医療現場のリアルを描く新刊
総合出版 コスモ21は1月21日、新刊『なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?』を発売したと発表した。
著者は在宅医療・在宅ホスピスに取り組んできた、医師の東郷清児氏。在宅医療現場で著者が目にした現実を紹介しつつ、「終末期をどこで過ごすのか」、「延命処置をするかしないか」といった究極の迷いに応える書籍である。
幸福な最期を迎えるための医療・福祉とは?
戦後、医療の中心は病院だった。しかし高齢化が急速に進み、医療費負担が膨れ上がった近年、政府は地域包括ケアシステムによる在宅医療の推進に取り組んでいる。
「住み慣れたところで最期を迎えたい」という声は多いものの、大きく揺れ動く医療体制の中で、人々は戸惑い続けているのが現状だ。
経済・長寿で世界トップクラスの先進国でありながら、日本は高齢者の幸福度が低いと指摘されている。日本人の半分が「自宅で最期を迎えたい」を願っているにも関わらず、8割が病院で亡くなっている。
『なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?』では、著者が在宅医療の現場で何度も遭遇してきた“いのち”の奇跡を紹介しながら、人としてどのように“いのち”と向き合っていくべきかを問いかけ、幸福な最期を迎えるための医療や福祉の在り方を提示している。
医療・福祉関係者はもちろん、介護をしている家族、そしていつか訪れる最期を迎えるすべの人に捧げる、医療現場からの提言の書である。
(画像はプレスリリースより)

株式会社コスモ21のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/243616【公式】総合出版 コスモ21 なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?
https://www.cos21.com/books/978-4-87795-393-5.html