近隣の中央年金事務所に臨時窓口を設置
日本年金機構は、2021年1月25日、東京都港区の港年金事務所を一旦閉鎖すると発表した。
この閉鎖は、同事務所の業務従事者(70歳代・男性)の新型コロナウイルス感染が判明したことを受けて決定された措置。同日より、同事務所の臨時窓口が近隣の中央年金事務所にて設置されている。
組織目標は「社会の安定・安心への貢献」
日本年金機構は、公的年金に係る適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、厚生労働大臣より一連の運営業務で行っている組織。政府管掌年金が常に安定して実施されるよう、業務運営における公正性・透明性の確保と、業務運営の効率化に取り組み続けている。
同機構は、将来への不安を和らげる経済的基盤・安心を国民に提供することが、自らに課せられた使命であると自覚。この使命を果たすべく、真に信頼される組織の構築にも注力してきた。2021年は、コロナ禍からの1日も早い脱却を願う形で、組織目標を「社会の安定・安心への貢献」と設定。制度改正への責任ある対応なども進めている。
執務中は常にマスクを着用、飛沫防止シートも設置
港年金事務所にて新型コロナウイルス感染が判明した業務従事者は、2021年1月22日まで窓口業務として出勤していた。執務中は常にマスクを着用しており、また同事務所の窓口には飛沫防止用のシートも設置されていたことが、既に確認されている。
利用者の安全を最優先に考えた同機構は、同事務所の閉鎖を決定。今後は、保健所等関係機関と連携して消毒作業などを進めるとしている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

新型コロナウイルス感染者の発生に伴う港年金事務所の閉鎖について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/