『RODEM』が時速12kmで公道を走行
2021年3月8日、株式会社テムザックは、乗れるロボット『RODEM』のシティモビリティ実用化に向けて、プロジェクトを本格始動したことを発表した。3月中に、5Gでの遠隔操作を体験できるイベントと、時速12kmでの公道(車道)実証実験を実施する。
5G遠隔操作による体験イベントは、3月13日と3月14日に東映太秦映画村にて実施。パーキング時に利用する5Gでの遠隔操作機能を応用し、来場者に『RODEM』の遠隔操縦を体験してもらった。
公道(車道)実証実験は3月17日と3月18日に実施予定。自転車と同様のスピードの時速12kmで走行し、他の交通主体への影響を検証する。
誰でも乗れるスマートモビリティ『RODEM』
『RODEM』は「誰もが暮らしやすい社会を実現したい」との思いで開発された乗れるロボットで、乗ったまま食事をすることが可能。ベッドや椅子からの乗り移りも簡単で、シートを上げて前かがみの姿勢にすることで洗面や水仕事が楽にできるようになる。
1回の充電で約15km走行可能。狭い場所でも旋回がしやすく、利用者の生活空間を広げ、自立をサポートする。メーカー希望小売価格は980,000円(非課税)。別途、送料と調整費が必要となる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社テムザック プレスリリース
https://www.tmsuk.co.jp/