新生活様式をふまえたシステム開発
株式会社 電通国際情報サービスは、2021年2月25日、高齢者向けオンライン健康づくりシステムの共同実証研究を開始したと発表した。
この研究は、同社と公益財団法人 明治安田厚生事業団、そして八王子保健生活協同組合と公益社団法人 日本エアロビック連盟の4者が共同で行うもの。コロナ禍における新生活様式をふまえた形で、システム開発とその実証が開始されている。
大きな制限を受けている高齢者の社会的交流
今般のコロナ禍により、高齢者の社会的交流や健康づくり活動は大きな制限を受けている。健康への悪影響も懸念されるこうした課題の解決を、4者は企図。オンラインツールを活用する形で高齢者の健康づくりを図るべく、今回の共同研究を開始した。
この研究では、新しい生活様式における高齢者の健康づくりを支援すべく、オンライン健康づくりシステムの開発および効果検証を実施される。研究に際しては、運動中の心拍数をオンライン上で集中管理することで、高齢者の安全管理を徹底。また、持続可能なオンライン・コミュニティーの構築も、同時に図られる。
先進的な取り組みであると自負
株式会社 電通国際情報サービスは、ITを活用したスマートシティ事業に取り組む企業。今回の共同実証研究では、高齢者向け安全管理アプリの設計・開発を担当している。
この研究について同社は、国内では事例が少なく、また先進的な取り組みであると自負。また、今後実施を予定している多様な社会参加プログラムの提供について、企業などの協力・支援を獲得したいとも考えている。
(画像はプレスリリースより)

高齢者向けオンライン健康づくりシステムの共同実証研究を開始 - 株式会社 電通国際情報サービス
https://www.isid.co.jp/news/release/2021/0225.html