9月11日、バージョンアップ
株式会社神戸デジタル・ラボは、同社が提供する連絡帳機能を兼ね備えたアプリ「デイオプションアプリ」がバージョンアップにより、表示項目のフルカスタマイズが可能になったことを発表した。
介護の現場では、利用者のバイタルや食事量・排せつなどの情報を介護スタッフが記録している。同社の「ケア記録アプリ」は、iPadを使って情報を記録することで介護スタッフの記録業務の負担を減らすことができる。
「デイオプションアプリ」は、「ケア記録アプリ」と連動しており、「ケア記録アプリ」から登録内容をそのまま引用・編集・印刷ができる機能があり、連絡帳の作成時間を大幅に削減することが可能である。「デイオプションアプリ」を利用するには、「ケア記録アプリ」の契約が必要となっている。
事業所に合わせたカスタマイズが可能に
これまでの「デイオプションアプリ」では、通所介護(デイサービス)を想定して、事業所から利用者とその家族に渡す連絡帳(バイタルや提供したサービスなどを記載)を出力するサービスを提供していた。
今回のバージョンアップでは、短期入所生活介護(ショートステイ)や通いを中心に訪問や宿泊サービスを実施している小規模多機能型居宅介護などでも利用しやすいように、表示項目の増加とフルカスタマイズができるようになった。
食事の項目では「朝食」「夕食」「眠前食」を追加し、服薬・点眼・口腔ケアにおいては、「朝」「昼」「おやつ」「夕」「眠前」などの細かな記録が連絡可能になった。
また、「呼吸」や「SpO2(酸素飽和度)」といった項目も追加が可能となり、事業所ごとに表示する項目をカスタマイズすることにより、さまざまなサービス事業形態に合わせた連絡帳の出力が可能となった。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース 株式会社神戸デジタル・ラボ
http://www.kdl.co.jp/news_care.htmlデイオプションアプリでケア記録(介護記録・ケース記録)を管理
http://kaigosapuri.com/dayoption/