病院食や福祉給食をプロデュースしている寺島治氏
在宅介護における介護食のレシピが掲載された「誰でも作れて おいしい やわらか介護食」が発売された。著者は株式会社ティー・オー・シー代表取締役で、病院食や福祉給食をプロデュースしている寺島治氏である。
巻末には付録として、料理別栄養価が付属。同書はB5ワイド判で96ページ、旭屋出版より1,600円(税別)にて発売されている。
旬菜介護食で四季を届ける
1949年生まれの寺島治氏は名古屋クレストンホテル取締役総料理長兼総支配人などを歴任。1983年にはCNG全日本フランス料理大会金メダル、1988年、IOC国際料理芸術コンテスト金メダル、2003年、厚生労働大臣賞を受賞しているほか、愛知の名工にも選ばれ、テレビ番組などにも出演している。
「誰でも作れて おいしい やわらか介護食」は在宅介護に欠かせない介護食の作り方を紹介。料理のやわらかさは5分類で表示されており、ペーストを活用した「かぼちゃのニョッキ」や「小松菜ゼリー」「サーモンムニエル ポン酢バターソース」などが掲載されている。
また、缶詰や残りご飯も活用。介護される立場の人に四季を感じてもらうためのレシピを提案。春には「春ごぼうのやわらかキンピラ」、夏には「なすと豚肉の炒り煮 生揚げのずんだ和え」、秋には「かぼちゃのヨーグルトサラダ」、冬には「ほうれん草と豚肉の中華あん」など多彩な料理を紹介している。
(画像は旭屋出版のサイトより)

誰でも作れて おいしい やわらか介護食
http://asahiya-jp.com/book/9784751113059/