高齢者のQOL維持・向上に
BCC株式会社は、5月8日、社内企業のスマイル・プラスカンパニーが、「介護レクリエーション活動支援プロジェクト」をスタートすることを発表した。
プロジェクト概要
今回実施するプロジェクト第一弾では、ユカイ工学株式会社開発のコミュニケーションロボット「BOCCO」と同社の介護レクリエーションに関するノウハウを融合する。
BOCCOは、スマートフォンアプリと連動し、離れて暮らす高齢者とその家族が気軽に会話を楽しめるのが特徴。センサと連携することで、利用者の日々の生活状況を、家族と介護職員に通知することも可能だ。
同社は、今回、運営サイト「介護レク広場」を通じ、全国の介護施設・訪問介護利用者からモニターを募集。計100台、2カ月間無料で、高齢者をサポートする考えである。
活動制限による課題を解決
新型コロナウイルス感染症の影響により、現在、介護施設では介護レクリエーションができない、家族と会えない等、また、訪問介護では、外出自粛によるコミュニケーション不足等の課題が挙げられている。
BOCCOは、人と人との交流を増やし、いつもと違ったレクリエーションや日常が生まれるきっかけに貢献。同社は、今回の取り組みが、高齢者のコミュニケーション不足の解消と心身の健康維持につながるだけでなく、介護職員の業務効率向上に役立つものと期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)

BCC株式会社 プレスリリース(valuepress)
https://www.value-press.com/pressrelease/242275介護レクリエーション活動支援プロジェクト
http://smile-plus.co.jp/lp/rec-support/