AIを利活用した動画コミュニケーションアプリ
株式会社エクサウィザーズは、AIを利活用した動画コミュニケーションアプリ「ケアコチ」において、在宅運動プログラム「動画でお家トレーニング」の配信を開始したと発表した。
同アプリでは、在宅介護者が介護をしている様子を撮影・アップロードした動画に、介護サービス事業所のスタッフがコメント動画や赤ペンを付けて返信できる。このため、言葉や文書では伝えにくい手の当て方や体の動かし方を伝えるなど、介護技術のスキルアップやコミュニケーションの活性化が期待される。
さらに、歩容解析AIも搭載しているため、歩容状態から「歩行自立度」や「転倒リスク」を推定して、介護対象者の状態に合ったケアプランを作成するために活用できる。
「動画でお家トレーニング」の概要
同プログラムは、理学療法士等の専門家の協力を得て作成され、さまざまな運動の実施方法や実施上のポイントなどを約3分の動画にわかりやすくまとめている。
また、同プログラムに沿ってトレーニングしている介護対象者の動画を「ケアコチ」でアップロードし、介護サービス事業所のスタッフや理学療法士、作業療法士からのアドバイスなどを、自宅にいながら受けることができる。このため、活動量や運動機能を維持するためのトレーニングを継続することが可能だ。
(画像はニュースリリースより)

エクサウィザーズ ニュースリリース
https://exawizards.com/archives/10080