増加する単独高齢世帯をサポート
双日は、6月10日、マネージメントサービス(以下、MSC)と共に、高齢者向け在宅ケア事業へ参画するため、見守り事業を行っているベンチャー企業「あんしんサポート(以下、あんしん社)」に出資したことを発表した。
高齢のユーザーは1万人超
あんしん社は、看護師が常駐する自前のコンタクトセンターを設置し、利用者宅の緊急通報機器や電話による定期的な対話を通じて24時間見守る「在宅見守りサービス」を提供。このサービスの利用者は、現在1万人超にのぼる。
一方、MSCは、コンピューターや関連機器の開発・製造・販売を手掛ける企業。今後は、あんしん社への情報システムのサービス提供者として、コンタクトセンターのシステムの高度化や見守りの精度向上に向けた機器の開発を進めることで、利用者を積極的にサポートしていく考えだ。
国内外のヘルスケア発展に貢献
双日は、今回の出資で獲得する在宅見守り分野に、オンライン診療などのサービスを付加させることで、ヘルスケア・医療分野での基盤を築きたいとしている。
また、保有する同社の強みをいかして、日本国内だけでなく、高齢化が進む中国や東南アジア市場へのサービス展開を図ることで人々の健康かつ幸せで豊かな生活実現を目指すかまえだ。
(画像はプレスリリースより)

双日 プレスリリース
https://www.sojitz.com/jp/news/2020/06/20200610.php