人生の最終章に寄り添うケア職に
スピリチュアルケアに取り組んでいる僧侶の玉置妙憂(たまおきみょうゆう)氏による新刊『逝く人を支える』が発売された。
同書には「ケアの専門職として、人生の最終章に寄り添う」という副題がつけられており、四六判で200ページ、1,760円(税込)の価格にて、中央法規出版より発売中である。
ケア職は多死時代を救うキーパーソン
看護師でもある玉置妙憂氏は、自宅で介護していた夫ががんで亡くなり、その「自然死」に美を感じ、高野山にて修業を積み高野山真言宗の僧侶となっている。また、看護教員でケアマネジャーでもあり、非営利一般社団法人大慈学苑代表でもある。
高齢化社会が進む日本では、今後、さらなる多死時代になると考えられる。医療職や介護職は、より一層看取りの場面で重要な役割を担うことになる。
新刊『逝く人を支える』では、著者が心がけている「看取りに向き合うための13の戒め」のほか、死生観の高め方や自分の癒やし方、夫を看取った体験から学んだこと、死と向き合えるケア職になるために必要なことなどを紹介。これからの介護職や看護職にとって、看取りの心構えができる一冊となっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

逝く人を支える - 医療・看護 - 商品情報 - 中央法規出版
https://www.chuohoki.co.jp/products/medical/8162/