介護や医療現場の衛生管理に「消毒機器」の活用！

新型コロナウィルス感染症の流行により、近年の衛生管理や消毒への関心が高まる中、「消毒機器」の開発に携わる株式会社イカリステリファームとインラボテックジャパン合同会社は6月5日、小型の消毒剤ミスト除染システムの「ミストキャビネット」を共同開発したと発表した。

従来の消毒機器は大型製品が中心なことに加え、操作の煩雑さが導入に対しての高いハードルであったとする両社は、より簡便で使い勝手の良い小型機器の開発に至ったのである。

今回開発された「ミストキャビネット」は、何よりも煩雑で手間のかかる除染作業の簡素化がポイントとなる。

作業手順はこうである。先ず各種消毒液剤を「ミストジェネレーター」に注入しミスト化する。そして「チャンバー」に噴霧をしながら消毒を行う。

その後「チャンバー」内に清浄空気を循環させることで消毒剤の濃度を下げ、一連の消毒作業は終了。

なお、この消毒に関わる全ての工程には約12時間を費やすとしながらも、この除染システムは簡単な操作だけでできる画期的なオールインワンシステムで、医療機関や実験施設のみならず、介護施設においても今後の活躍が期待される。

（画像はプレスリリースより）





株式会社イカリステリファーム
https://www.ikari-sterifirm.co.jp/

インラボテックジャパン合同会社
https://www.inlabtech.jp/

(株)イカリステリファーム、インラボテックジャパンのプレスリリース（＠press）
https://www.atpress.ne.jp/news/215002