新型コロナウイルス感染症の心の悩みに専門家が対応
沖縄県は6月17日、「新型コロナウイルス感染症に関するこころの電話相談」の利用を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまな不安を抱える高齢者や在宅介護者が増えている。例えば「コロナが不安で眠れない」、「マスクや消毒用アルコールなどがなくて不安」、「デイサービスが利用できず介護に疲れた」など、心の不調を感じていないだろうか。
沖縄県立総合精神保健福祉センターでは、新型コロナウイルス感染症に関する不安に対応するため、心理師や保健師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士といった専門職による電話相談を開始した。
相談の結果、治療が必要と判断された人には医療機関、生活困窮や職場の解雇などについては関係する相談窓口など、相談内容に応じて適切な支援機関も紹介する。
相談は匿名でも可能。相談内容などに関しては秘密を厳守するので、安心して悩みを打ち明けてほしいとのことだ。
「新型コロナウイルス感染症に関するこころの電話相談」の概要
電話相談の利用対象者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、心の悩みを抱えている沖縄県民。
電話番号は(1)098-954-9758、(2)098-970-6139、(3)080-6486-2002の3回線。受付時間は9時~11時、13時~16時30分(火土日・祝日を除く)。相談は無料だが、通話料金は自己負担となる。
(画像は沖縄県のホームページより)

新型コロナウイルス感染症に関する心の悩みについて - 沖縄県
https://www.pref.okinawa.jp/