深刻化する介護人材の不足に対処
TSグループは、スキマ時間でも活用できる専用アプリとオンライン講義で実施する介護のデザインスクール「ハミスク」を開校すると発表した。
医療・介護領域での人材紹介や派遣サービスを提供している同グループでは、一般社会で抱かれている介護のイメージと、実際の介護現場で働いている人の声に相違があることを懸念していた。
このため、介護人材の不足が深刻化する中、介護現場の状況やそこで働く人を明るいニュースとして伝えていくために、同スクールを開講することとなった。
介護デザインスクール「ハミスク」の概要
同スクールの名前「ハミスク」は、既存の業界イメージから半歩ハミ出して、他業種で働く環境や人々と出会うことにより、自らを育成することをコンセプトとしたとのこと。
同スクールは、全6回のオンライン講座と、同グループが運営する介護学校の空き時間や遊休スペースを活用した対面相談会を組み合わせたプログラムで構成されている。各講座では、先行事例の分析やゲスト講師によるワークショップなどの研修を実施する予定だ。
また、デザイン思考や認知獲得のための企画立案について学習し、介護事業所が、介護業界や現場情報などを効果的に自ら情報発信できるように支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)
TSグループ プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000008376.html