介護現場に正しい口腔ケアを
株式会社シダーは、7月20日、株式会社クロスケアデンタルとの業務提携により「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト(ゼロプロ)」の一環として、有料老人ホーム、デイサービスの職員を対象とした誤嚥性肺炎予防のための介護職員研修「口腔ケアセミナー」を、順次開催していくことを発表した。
口腔セミナー開催のメリット
同セミナーでは、どの介護職員に対しても同じ手順で使う道具が統一されているため、1人あたり5分~10分で実施できる。
また、同セミナーではゼロプロ式口腔ケアを「教える」ことができるようになる中級・上級セミナーも用意。継続受講することで職員のスキルアップにつなげることも可能だ。
なお、「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」を通じ、平成29年4月~令和2年3月、福岡市内の特別養護老人ホーム2施設のうち1施設では、1年で肺炎による入院日数が約1/4に減少。もう1施設では開始後1年で約1/8に減少したという。
合い言葉は「誤嚥性肺炎ゼロ」「入院日数ゼロ」
「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」の調査によれば、誤嚥性肺炎が原因で入院する高齢者は、介護施設における入院全体の約1/3にのぼり、多くの人が病院で死去するか長期入院により介護施設を退去していることが分かっている。
現在「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」は、福岡市の介護施設を中心に展開。今後は「誤嚥性肺炎ゼロ」「入院日数ゼロ」を合い言葉に、福岡から全国へと広げていく計画だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社シダー プレスリリース(ドリームニュース)
https://www.dreamnews.jp/press/0000219219/誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト(ゼロプロ)
https://crosscare-dental.jp/goen-zero-project