水害時の要支援・要介護者向けに!
「サービス付き高齢者住宅」の取り扱いなど高齢化社会を見据えたサービスを提供する株式会社コミュニティネットは、2020年8月14日、水害時に自ら避難することができない要介護者などに向けた救命用具「担架ボートPUKA」(以下PUKA)の販売開始を発表した。
かつての経験から生まれた画期的な救命用具!
同社は、かつての東日本大震災における津波の教訓からPUKAが生まれたとしている。
加えて、近年の集中豪雨に起因する河川の増水や洪水の被害は、介護施設や高齢者の自宅においても甚大な被害をもたらしていることが危惧される。
このPUKA、一般的なゴムボートとの違いを鮮明にするポイントがある。それは、大人が1人横たわることができるほどのコンパクトなサイズであること。
そしてボートの前後下部に取っ手が付くことにより、浸水時においては、室内の上層階へ垂直避難用の救命担架として。さらには他の安全な場所への移送手段として使えることだ。
ねがいは生存率アップと共倒れ防止へ!
収納時にはスポーツバッグほどの大きさで、大人1人でも簡単に持ち運びができるPUKA。いざというときには、足踏みポンプで3~4分、電動ブロアを使えば1~2分程度で膨張可能ということだ。
同社は、いざ水害警報時に、支援員・協力者がPUKAを携行することで、介護施設や障がい者支援施設はじめ病院などで要介護者などの生存率をアップさせたいとしている。
そして急激な浸水時などでは、支援者・協力者の共倒れ的被災の防止も可能であるとの考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社コミュニティネットによる「担架ボートPUKA」の案内
https://c-net.jp/info/archives/2264