デジタル活用の新たなソリューション
株式会社AI予防医学研究所は、Web5.0推進協議会が開始した認知症予防啓発運動「オレンジケアハート運動」に参画すると2025年2月18日に発表した。
AI予防医学研究所とは
AI予防医学研究所は、認知症リスク評価モデル「AICOG」を基に革新的な予防医学ソリューションを提供している。
「AICOG」とは具体的に、AIによる深層学習を活用し、健診データから認知症リスクを推定するアルゴリズムだ。一般的な健康診断データのみで認知機能リスクを予測でき、個別に適した予防策を提案できる。
東京大学の特任教授で医学博士、工学博士の酒谷薫氏によって開発された技術だ。
一方Web5.0推進協議会は、個人データを安全に管理しながらAIを活用した社会の発展を目指す団体であり、認知症予防の啓発を推進している。
オレンジケアハート運動とは
厚生労働省の推計によると、認知症高齢者は2025年には471万人を超えると予想しており、予防医療を目的とした「デジタルヘルスケア」の活用が注目されている。
「オレンジケアハート運動」では、認知症予防から終活まで、健康寿命を延ばすための包括的支援を目指し、AICOGを通じた啓発活動を行うことになった。
内容はAIを活用した検査システム導入による早期発見、認知症予防につながる健康的な生活習慣の普及、生活支援など理解とサポート体制を作れる地域社会の実現だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社AI予防医学研究所のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000151803.html