数千円から購入できる機器を中心に紹介
一人暮らしの高齢者などの見守りにおすすめの「スマホ見守り」を紹介する新刊『親が心配な人の見守りテック スマホでできるスマートホーム化の極意』が日経BPから発売された。
著者はブロガーでアフィリエイター、見守りテックコーディネーターとしてITを活用する見守りとサポートの情報を発信しているウェブサイト「見守りテック情報館」の運営者の和田亜希子氏である。A5判、316ページ、価格は2,200円(税込)となっている。
在宅介護従事者・自治体の高齢福祉担当者にも
和田亜希子氏は足が不自由で認知機能が低下した母の見守りのために、築40年一戸建て実家のDIYによるスマートホーム化を目指し、その過程を記録するブログを開始。転倒リスク、連絡体制、いざという時のための助けなどの課題に対し奮闘してきた。
母の熱中症を防ぐスマートリモコン、予定管理や通知にスマートスピーカー、転倒しやすい場所にネットワークカメラ、勘違い外出を防ぐ玄関開閉センサーなどを設置し、離れた場所からでも母の状態や実家の状況などがスマートフォンで把握できるように工夫したという。
新刊は全ページ書き下ろしであり、高齢者が直面するリスクに対し、どうすれば無理なくストレスなく対処できるのか、安否確認ができるのかを解説。スマートスピーカーやスマートディスプレイといった機器の使い方などを含め、誰でも簡単にできる「スマホ見守り」術が紹介されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

親が心配な人の見守りテック スマホでできるスマートホーム化の極意 - 日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/10/13/01059/