400点以上のイラストでわかりやすく
8月29日、高齢者ならではのからだの変化や病気などについてわかりやすく解説している新刊『イラストでわかる 高齢者のからだ図鑑』が発売された。A5判、184ページ、発行・発売は株式会社Gakken、定価は1,980円(税込)である。
著者は理学療法士でアナトミーイラストレーターのkei(けい)氏と、理学療法士の長島佳歩(ながしまかほ)氏であり、令和健康科学大学リハビリテーション学部理学療法学科の学部長・教授で医学博士の稲川利光(いながわとしみつ)氏が医学監修を務めている。
高齢者ケアにかかわるすべての人に
加齢により人のからだとこころは変化し、高齢者に接する人は、高齢者のからだの仕組みやこころを知る必要がある。利用者などと信頼関係を築くには、高齢者について「なぜ」と思ったことを放置せず、理解することが重要なのだ。
仮に病気に対する知識があったとしても、目の前の高齢者がこころを閉ざしたままでは、コミュニケーションが難しくなる。新刊では現役の理学療法士が加齢による高齢者のからだの変化や病気、こころのケアについてイラストやマンガで解説。介護、リハビリテーション、看護などで知っておきたい知識を掲載する。
高齢者のからだのこと、動作のこと、病気や薬のこと、認知症のこと、介護サービスや多職種連携といった高齢者とのかかわりについて解説。はじめて医療・福祉の現場で働く人、医療・福祉系の学生などのほか、高齢の家族を持つ人にもおすすめだとしている。
(画像はプレスリリースより)

『イラストでわかる 高齢者のからだ図鑑』 | 学研出版サイト
https://hon.gakken.jp/book/2080220500