家族の介護に関心のある人にも
9月17日、介護職に必要な医療の知識を解説している新刊『医療知識&お薬 介護スタッフのための医療の教科書』が翔泳社から発売された。B5変判、208ページ、定価は2,200円(税込)である。
著者名は介護と医療研究会となっており、在宅療養支援診療所のかわべクリニックの院長である川邉正和氏と、同クリニック看護師の川邉綾香氏が監修を担当。なお、同書は2017年10月に刊行された『介護現場で使える 医療知識&お薬便利帖』に加筆修正を加えた改訂版である。
医療との連携にも必要な医療の知識
介護を必要とする高齢者は何らかの医療を必要としていることが多い。そのような利用者に異変があった時、気付かなければならないのが、利用者と日常的に接している介護職なのだろう。
介護現場では、利用者それぞれの健康状態を把握した上で、適切なケアを行わねばならず、そのためには、医療や薬の知識が欠かせない。また、医療との連携においても医療の知識は必要だ。ただ、介護職にそれらを学ぶ機会は少なく、学ぶとしても膨大な時間を要することになる。
新刊では、介護現場で役立つ医療知識や薬の情報をわかりやすく解説。高齢者に多い60疾患、10症状の知識を整理し、感染症対策など、最新の情報も掲載する。また、「介護・医療連携シート」がダウンロードできる読者特典も用意されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

医療知識&お薬 介護スタッフのための医療の教科書(介護と医療研究会 川邉 正和 川邉 綾香) - 翔泳社の本
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798187211