介助負担の軽減などに向けてラインアップを強化
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(以下、パナソニック)が、高齢者施設向けユニットバス「アクアハートF-eX K」の新ラインアップを強化し、10月2日から受注を開始すると発表した。
介護業界では人材不足が深刻化しており、2026年度には介護職員が約25万人不足すると予測されている。こういった状況を受けてパナソニックは7月1日に、複数人同時入浴における介助がスムーズにできる同ユニットバスを発売。
連結枠を廃止したことで最大3台の浴槽を設置でき、壁面からの突起がなくなることで壁面がフラットになり、リフトによる浴槽間の移動をスムーズにした。これにより介護職員同士の連携が取りやすくなり、介助負担軽減が期待できる。
今回同ユニットバスのラインアップを強化し、更なる介助負担の軽減と利用者の快適性向上を図る。
フラットラインLED照明をオプションで追加
今回の強化されたラインアップでは、フラットラインLED照明をオプションで追加。導光棒技術を用いたLED照明が、空間全体を線状の均一な光で照らす。白色から電球色へ切り替えられる調色機能も搭載している。
また、W水流シャワーを標準装備するようになり、水栓デザインも一新。中心部に小さめのシャワーの穴を配置して強さを感じさせ、周辺部には大きめの穴で広がり感を持たせて心地よさを提供する。
この2つの水流で快適な浴び心地と節水を可能にするほか、一時止水スイッチで水をこまめに調整できるようにした。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック ホールディングス株式会社 プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/topics/205919