コロナ禍で在宅介護の機会が増加
アサヒグループ食品株式会社(以下、アサヒグループ食品)は、11月2日、全国40~70代の男女531人を対象として「新型コロナ感染拡大以前と比べたときの負担感の変化/負担内容について」「介護の食と調理意識について」の調査を2021年8月4日~8月6日に行った結果を発表した。
市販介護食の認知と需要は拡大傾向
アサヒグループ食品の調査によると、コロナ禍で介護負担が増加したと感じている人は44.0%にのぼった。
なかでも負担が増えた介護の内容については、1位「日用品の買い物(47.4%)」、2位「食品の買い物(46.2%)」、3位「食事の用意(40.6%)」が上位にランクイン。
また、介護における食と調理意識を尋ねたところ「食事を楽しんでほしい」と回答した人は71.4%と、他の回答よりも高い結果となった。
その一方で、食事の準備に対して「家族が用意した方がよい」「手作りがよい」と回答した人は年々減少していることが判明。市販の介護食や配食サービスなどを上手に活用していきたい意識が高まっている様子がうかがえた。
実際に、インテージSRI+ やわらか食市場 2020年 販売金額によると、やわらか食の市場は前年比約106%。市販介護食の利用が増加しているものと考えられる。
(画像はプレスリリースより)

アサヒグループ食品株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000059194.htmlアサヒグループ食品株式会社 ブランドサイト
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