介護サービスの利用希望者が望む費用は?
株式会社クーリエは、7月8日、「みんなの介護」を経由して介護施設への見学を行った5,000名を対象に、介護施設を探す際に希望する「月額利用料」「入居時費用」に関する調査を、2021年3月1日~2021年5月30日と2022年5月31日に行った結果を発表した。
介護サービスの利用希望者は市場の影響を受けにくい
みんなの介護(株式会社クーリエ)の調査によると、希望している「月額利用料」を2021年3月1日~5月30日と2022年3月1日~5月30日で比較したところ、最も回答の多かった「15万円未満」は58.0%から57.1%、「15~20万円」は変わらず30.7%となった。
一方「入居時費用」は最も回答の多かった「100万円未満」が87.73%から86.44%となり、「月額利用料」「入居時費用」のいずれも、ごくわずかに減少したものの、ほぼ横ばいの結果であることが分かった。
現在、物価上昇は歯止めの利かない状況だ。また、2022年4月には年金支給額の引き下げも行われている。これらは介護サービスの利用者世代を直撃する経済的ダメージといえるが、介護施設選びに関しては、その経済的な影響はほとんど表れていないと考えられる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社クーリエ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000015597.html「みんなの介護」ホームページ
https://www.minnanokaigo.com/