介護のDX化を推進
一般財団法人日本老人福祉財団は、12月1日、運営する神戸〈ゆうゆうの里〉施設で入居者に提供する食事サービスにおいて「食事の予約~受け渡し~請求」までの一連のサービスを電子化して一元管理する『顔認証機能付き喫食管理システム』を導入した。
これまで入居者の食事申し込みは、本人が記入した申込用紙によって行われていた。また、紙の伝票を確認する作業や食堂での受付業務についてもスタッフの業務負担等が課題として挙げられていた。
ペーパーレスでサービス向上
『顔認証機能付き喫食管理システム』では、入居者本人によるタブレット端末などを利用したデジタル予約と光学文字認識機による伝票読み込みをするため、スタッフの負担の軽減と伝票転載ミスの防止につながる。
また、顔認証機能により本人確認は円滑に行われ、自動的にタブレットに食事の予約画面が表示されるため、入居者にとってもわかりやすい。
さらに、食堂での食事の提供時も入居者が顔をかざすだけで、厨房に来場情報が伝達されるため、入居者を待たせることなく食事を提供することが可能となる。
なお、同財団では今後、2023年3月1日には京都〈ゆうゆうの里〉施設、同年4月1日には大阪〈ゆうゆうの里〉施設、来年10月までに全国7施設での導入を予定している。
(画像はプレスリリースより)

一般財団法人日本老人福祉財団
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