今すぐ役立つ認知症の対処法
8月3日、認知症における問題行動の理由や対処法などを一般向けにわかりやすく解説している新刊『【イラスト図解】認知症の「なぜ?」「どうする?」がひと目でわかる本』が発売された。
著者は横浜総合病院横浜市認知症疾患医療センターセンター長の長田乾氏である。A5判、176ページ、定価は1,650円(税込)、Gakkenから発行されている。
介護する側と介護される側 双方の不安解消に
認知症を発症する最大の危険因子は加齢であり、高齢になれば誰しも認知症にかかる可能性がある。認知症という言葉は病名を指すものではなく、何らかの原因により、生活に支障をきたしている状態のことをいう。医師にとってもその診断は難しく、家族が理解できないのは当然なのだ。
長田乾氏は、認知症や認知症の疑いがある親や配偶者を持つ家族のためにこの新刊を執筆。認知症に伴う問題行動の「なぜ?」や「どうする?」をイラストとともに解説する。
その行動の理由や対処法をセットで理解することで、介護する側も介護される側も不安から解放されるようになる。認知症とのつき合い方について、「もやもや期」「ハラハラ期」「ドキドキ期」「そろそろ期」の4つの段階に分け、サポートのための大切な知識、対処法が紹介されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

『【イラスト図解】認知症の「なぜ?」「どうする?」がひと目でわかる本』 - 学研出版サイト
https://hon.gakken.jp/book/2380198500