認知症介護指導者四氏の共著
認知症ケアにおける不適切ケアを防ぐポイントなどを解説する新刊『「よかれと思って」の落とし穴 不適切な認知症ケアを防ぐ60のヒント』が中央法規出版から発売された。A5判並製、164ページ、価格は1,980円(税込)となっている。
著者は落川晃央氏、坂本孝輔氏、椎名淳一氏、中島健氏の四氏で、各氏は認知症介護指導者として活躍中。認知症ケアのスキルアップに役立ち、現場に寄り添う内容の書籍である。
スタッフと利用者の双方が安心できる関係を再構築
介護職は利用者のことを考えて行動するものである。認知症ケアにおいても、介護職は認知症の人のために「よかれと思って」行動する。しかし、その中には必ずしも相手にとって望ましいとはいえないケアもある。悪意がなくても相手の心を傷つけてしまうこともあるかもしれない。
聞き取りやすいように大きな声で話しかけたり、怒っている利用者に笑顔でやさしく接したりするなど、認知症利用者のため「よかれと思って」の行動はどうだろうか。新刊には、8体の妖怪が登場。どの妖怪も「よかれと思って」働き、不器用である。
経験を絶対視する妖怪や、効率重視などの妖怪は介護現場の空気の中に存在し、介護職は知らず知らずのうちに、その「ささやき」に支配されていく。同書は誰かのケアを断罪するものではなく、「よかれと思って」が本当に当事者の安心や幸せにつながるケアに変わるきっかけになる一冊である。
(画像は
Amazon.co.jpより)

「よかれと思って」の落とし穴 不適切な認知症ケアを防ぐ60のヒント: 福祉 - 中央法規出版
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