静かなる増税案、気がつけば何でもかんでも
どじょうと言う地味なキャラを前面に出して、目立たぬようにしながら、しっかりと増税に向かっている野田政権。先日から国民からの大ブーイングになっている年金の保険金、支給年齢引き上げを始めとして、年金・医療・介護と、気がつくものすべてに負担増を計画している。
いったん民主党として見送った案まで復活させるに至っては、何でもありの増税案だ。結果としてそれに見合う何かがあれば納得もできるが、そうは感じられないのが現実だ。
特に高齢者を狙った増税案は
増税の結果高齢者の生活を考えて福祉向上をしてくれるのだったら良いが、「体調が年々悪くなる」高齢者の生活をおびやかす「受診時定額負担制度」の導入を、「社会保障と税の一体改革」に絡んで検討していたのだからうっかり病院にも行けない。
少々の事では受診をやめてしまうと考える高齢者も少なからず出てくると思う。極めつけは70~74歳の医療費窓口負担を現行の1割から2割に引き上げる案で、ひとごとでなく、高齢者を家族に持つ家族にも影響がある。

野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】
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