当事者目線で開発されたデザイン
TSUGI DESIGN合同会社は、高い意匠性と機能性を両立した手すり「ALTRAIL」を開発・販売していると2025年3月25日に発表した。障がい者視点で作られ、これまでにないデザイン性も特徴だ。
「手すり」という概念を超えたデザインと機能
「ALTRAIL」は、建築に携わってきた同社代表2人が、病気や事故を経て障害を持つ人の視点で開発した製品だ。
福祉用具製造会社のアドバイスを受けながら、「補強板なしで取り付け可能」「強度があり、デザイン性を損なわない」「手すりにプラスアルファの機能を持たせる」など、既存製品の問題点に着目して作られている。
身体をしっかりと支え、子どものつかまり立ちから高齢者の歩行補助まで対応。また様々な室内にマッチする、スッキリとしたデザイン性が特徴で、必要がなくなったら棚やハンガー、照明などに転用が可能だ。
「手すり」という概念を超えて、人の身体やライフスタイルに合わせて使い続けられる仕様になっている。
独自の製造体制を確立
さらに開発コストを抑えるため、「金型を使わない製造方法」を採用した。東大阪市や岡山、和歌山といった、ものづくりの技術を持つ地域の協力会社と連携した製造体制を整えている。
同製品はパラマウントケアサービス株式会社のカタログに掲載され、一般販売されている。
(画像はプレスリリースより)

TSUGI DESIGN合同会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000159622.html