ベネッセスタイルケアがeラーニングを提供開始
株式会社ベネッセスタイルケアは3月24日、介護従事者向けのeラーニングサービス「care hint(ケアヒント)」の提供を開始した。
本サービスは、現場研修の効率化と教育の質の向上を目的に開発された学習支援ツールである。
短尺動画で現場の学びを支援
サービスの中心は、3~5分程度の短尺動画で構成されており、500本以上の充実のコンテンツを取りそろえた。
動画では、基本的な介護技術に加え、同社の豊富な介護実績に基づいた再発防止事例なども紹介。「介護サービス情報の公表」で求められる14項目の法定研修にも対応している。
さらに、介護福祉士国家試験やケアマネジャー試験の受験対策動画も用意。レクリエーションの提案や、管理職向けの労務トラブル事例など、実務に直結する幅広い内容が盛り込まれている。
技術系の動画では、6台のカメラを用いて多角的な視点から撮影を行っている。利用者の目線に合わせた構図など、実践的かつ視認性の高い映像に仕上げているのが特徴だ。
また、プライバシー保護に関する研修など、文字情報が中心になりがちな内容にはアニメーションを多用するなど、理解を深めやすい工夫がなされている。
リリース後も、利用者のニーズや業界動向に応じた新たなコンテンツを追加していく予定である。加えて、外国人材向けに英語、インドネシア語、ベトナム語による動画の制作も進めており、順次公開される見込みだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ベネッセスタイルケアのプレスリリース
https://www.benesse-style-care.co.jp/