この合併号で休刊になる『介護ビジョン』
『介護ビジョン』の最新号が日本医療企画から発売された。定価は1,430円(税込)である。
同誌は介護経営における人材育成、業界動向、地域情勢にこだわった情報を掲載。今号では特集『提供サイドの視点も確認 “テクノロジー導入”の押さえどころ』を掲載する。また、株式会社らいふ代表取締役社長の熊谷敬氏のインタビューなども収録されている。
なお、同誌は月刊誌であるが、今号は5・6月合併号として発売。従来の純粋な介護経営雑誌から脱皮して、より広い視点で考えていく内容への転換を図ることとなり、その準備期間として、今号を合併号に変更し、7月号以降は休刊とすることにしたとしている。
皆が納得し効果を上げるための視点や進め方
介護ロボットやICT機器は、現場スタッフの負担を軽減し、業務の効率化などの効果が期待できるものの、ただ導入しさえすれば、それらの効果が得られるわけではない。上手く活用しない限り、現場のお荷物になりかねないのだ。
また、厚生労働省が介護テクノロジーの導入で何よりも求めているのは、業務の効率化ではなく、腰痛防止などの労働安全、就労環境の改善なのだという。特集では、介護テクノロジーの導入でブームに流されず、皆が納得し効果を上げるための視点や進め方について、専門家が解説している。
そのほか、「ケアのある風景」のページでは、社会福祉法人湘北福祉郷「新戸デイサービスセンター」を訪問して取材している。
(画像は
Amazon.co.jpより)

地域介護経営 介護ビジョン
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