非AIの「Care Smily」
株式会社Nicoが運営する書類作成支援Webアプリ「Care Smily(ケアスマイリー)」は、定型文作成にAIを採用せず、長年介護業界に携わってきた専門家らの監修したデータであると2025年5月8日に発表した。
テクノロジーが発展しAIが多用される中、あえてヒューマンパワーを活用することでリアルな介護現場のニーズに応える。
専門家監修・約10万件のデータベース
同アプリの特徴は、書類作成の効率化を図るために約10万件の文例データベースが搭載されていることだ。その文例は、ケアマネジャーや看護師、保健師など長年介護業界に携わってきた専門家によって構築・監修されている。
また「デイサービス向け」「訪問介護向け」「介護記録向け」「居宅支援向け」など、体系的に整理されており法令遵守や保険請求の観点からも適切な表現となっている。
AI生成ではなく文例をチョイスするだけ
近年、テクノロジーの発展によりAIを活用するツールが多く提供されているが、介護現場では専門的な表現が多く求められ、膨大なデータから学習するAIでは具体的な文章を作成するのは現実的に難しい。
さらに介護現場は平均年齢が高い傾向にあり、テクノロジーの活用に弱い、または抵抗があるという人もいる。
同アプリは、AIで文章を生成するのではなく現場で実際に使われてきた確かな文例を選べるためシンプルで使いやすい。テクノロジーとヒューマンの役割分担を最適化したツールとなっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Nicoのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000155002.html