第15回コンテストを10月4日に開催
オールジャパンケアコンテスト実行委員会(AJCC)は、2025年10月4日に『第15回オールジャパンケアコンテスト』を東京ビッグサイトで開催すると発表した。全国の介護技術を見学できる機会で、入場は無料だ。
オールジャパンケアコンテストとは
『オールジャパンケアコンテスト』は、エントリーした介護従事者が「認知症」「看取り」「口腔ケア」「入浴」「食事」「排泄」「外国人介護職員」の分野に分かれて実技を行う。
介護福祉士養成校からは、動画投稿分野も設けている。
参加総数は毎年1400人以上を超え、自己研鑽と現状の相互理解、交流の場としての役割を果たす大イベントだ。各分野の専門家が採点し、実技終了後は実技向上のためのアドバイスなども行っている。
イベント効果は技術とモチベーションの向上
昨年のイベント実施後にはコンテストの分析が行われ、参加者の回答には「技能向上を実感」が94.7%、「学び続けたいという意欲が高まった」が92.1%とあり、効果が実証された。
詳細は厚生労働省「介護技能向上を目的としたコンテストの効果分析に関する調査研究事業報告書」で公表されている。
介護業界の人手不足は続いており、厚生労働省によると要介護者が増加傾向にある中、2025年には約32万人、2040年には約69万人不足すると推計。AJCCでは、同イベントを通して介護への理解を広く伝えていくとしている。
現在エントリーを募集しており、締め切りは8月15日となっている。
(画像はプレスリリースより)

オールジャパンケアコンテスト実行委員会(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000141221.html