東京医科大学教授の専門医監修の新刊
5月19日、関節リウマチの正しい知識と治療法をわかりやすく解説する新刊『医師に「関節リウマチですね」といわれたら最初に読む本』が山と渓谷社から発売された。
日本リウマチ学会専門医で日本リウマチ学会指導医、日本内科学会認定医、日本内科学会総合内科専門医、東京医科大学主任教授、リウマチ・膠原病内科診療科長の沢田哲治氏が監修を務め、A5判、144ページ、販売価格は1,980円(税込)である。
最新の治療方法・日常生活が楽になるケアなど
「リウマチ」は関節や筋肉のまわりに痛みやこわばりをきたす疾患を広く指す言葉で、医学的には「リウマチ性疾患」と総称されている。「関節リウマチ」も「リウマチ性疾患」に含まれるものの、明確な病名を持つ独立した疾患である。
「関節リウマチ」では、体内の免疫システムに異常が生じることで、関節に持続的な炎症が起き、進行すると関節が破壊され、変形していくことになる。「リウマチ」と「関節リウマチ」を混同してしまうと、必要な治療が遅れてしまうことになりかねない。
完治が難しい「関節リウマチ」だが、治療法はどんどん進歩しており、今では寛解に到達できる可能性も高くなり、関節破壊まで進むことなく日常生活を送れる人が増えてきた。新刊では、最新の治療方法のほか、日常生活が楽になるケア、自助具の工夫などについて、ビジュアルを多用して解説している。
(画像は
Amazon.co.jpより)

医師に「関節リウマチですね」といわれたら最初に読む本 - 山と溪谷社
https://www.yamakei.co.jp/products/2824490670.html