介護DX人材の育成を目的に創設された資格
株式会社善光総合研究所(以下、善光総合研究所)は、運営する「スマート介護士」資格試験の受験者数が、2018年の開始から累計で1万人を超えたことを5月19日に発表している。
高齢化が進む中、介護現場のデジタル化が急務となっており、「スマート介護士」は介護DXを担う人材の育成を目的として創設されたものだ。業務の効率化や人手不足の解消を図るとともに、サービスの質と生産性の両立を目指す。
同資格は、厚生労働省「デジタル中核人材育成推進事業」や地方自治体のセミナーや研修のプログラムとしても活用されている。
介護現場における生産性の向上と人材の質的強化を支援
「スマート介護士」では、介護施設における改善計画の立案、ICT機器や介護ロボットの特性理解とその実践的な活用、現場職員への指導・育成能力の向上など、幅広い知識と技術の習得できるようにしている。
善光総合研究所は今後も同資格を通じて、介護現場における生産性の向上と人材の質的強化を支援し、持続可能な社会保障制度の実現に貢献するほか、「スマート介護士Professional」の募集を行い、より高度な専門性と実践力を備えた人材育成に寄与していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社善光総合研究所 プレスリリース
https://zenkou-lab.co.jp/