62.3%が介護支援へのAI・ロボット利用に前向き
シックスワン株式会社が運営するケアワークスは5月8日から5月12日にかけて今後、家族の介護をする可能性がある全国の40代から60代の300人を対象に、「介護におけるAI・ロボット利用に関する意識」についてアンケート調査を実施。その結果を5月22日に発表している。
同調査で『自分や家族が介護を受ける際に、AI・ロボットによる介護支援を利用したいと思いますか』と質問したところ、「ぜひ利用したい」が全体の17.0%、「状況によっては利用を検討したい」が45.3%と、全体の62.3%がAI・ロボット利用に前向きであることが分かった。
『介護が必要になったとき人間の介護士とAI/ロボットでは、どちらに主に世話をしてもらいたいと感じますか』と聞くと、「人間とAI・ロボットの両方を状況に応じて活用したい」が43.7%で最多。
「人間の介護士にできるだけ担当してほしい(ロボットは補助程度)」が18.7%、「AI・ロボットに可能な限り任せて、人間の手は最小限にしたい」が17.0%などと続く結果が得られている。
介護分野で解決できると思う課題1位は「人材不足」
『AI・ロボット介護の発展によって、介護分野のどんな課題が解決できると思いますか』と質問したところ、「慢性的な介護人材不足の解消」が最も多く30.0%。次いで「家族介護者の身体的・精神的負担の軽減」が26.0%、「介護にかかる費用負担の軽減」が17.8%などとなった。
また、『AI・ロボットによる介護について、どのような点に不安や抵抗を感じますか』と聞くと、「導入コストが高く、経済的負担になりそう」が最多の37.2%。「機械の誤作動やエラーが起きないか心配」が34.7%、「人間の温かみがなく抵抗を感じる」が16.1%などといった結果が得られた。
(画像はプレスリリースより)

ケアワークス プレスリリース
https://care-works.info/news/aC07ghIAACsAOom9シックスワン株式会社のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/436912