厚み25%減 BCP在庫などでも省スペース
紙・板紙製品及び家庭紙製品の製造販売などを行う大王製紙株式会社が新製品『アテント スマートホールドテープ』を発売する。全国の病院・介護施設等向けの業務用で「S~M 19枚」と「M~L 22枚」があり、発売日は8月1日(金)を予定。価格はオープン価格となっている。
同社は日本初の大人用紙おむつブランド『アテント』を手がけており、新製品は初めて介護を行う人でも簡単に紙おむつが装着できる大人用テープ式紙おむつで、さまざまな体形の人に使用できる。うす型吸収体でしっかり吸収し、湿気を逃がし快適な状態を保つ。
また、従来品の『アテント テープ式 背モレ・横モレも防ぐ M』と比べて、厚みが25%うすくなっており、災害や緊急事態に備えて確保するBCP在庫などでもスペースを有効活用でき、捨てるときの廃棄コストの削減にもなる。
簡単装着 うす型吸収体でしっかり吸収
かねてより問題となっていた「2025年問題」。まさに団塊の世代の全員が75歳以上となる2025年の今、超高齢化社会により介護者不足が深刻な課題となっている。国は「多様な人材の確保・育成」や「外国人材の受け入れ」に注力しており、今後、さらにさまざまな人が介護現場で働くことになる。
『アテント』では、誰でもすぐに使える“使いやすい”紙おむつを開発することで、介護現場での業務負担を軽減したいと考え、病院・介護施設の職員に調査。うすくて快適で、モレにくい仕様の“使いやすい”大人用テープ式紙おむつが発売されることになった。
また、今後もおむつ消費量は増加するものとみられ、環境負荷を軽減すべく、『アテント テープ式 背モレ・横モレも防ぐ M』との比較でプラスチック使用量を12%削減。使いやすさと環境への配慮を両立した商品となっている。
(画像はプレスリリースより)

ニュースリリース - 大王製紙株式会社
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