親が介護の場合の仕事環境は「勤務時間の短縮」を希望
シックスワン株式会社が、運営するケアワークスは6月25日から6月26日にかけ、全国の20代から50代の男女(今後親の介護を担う可能性がある人、有効回答数:150件)を対象に、「親の介護と勤務先・仕事環境」についてアンケート調査を実施。その結果を7月15日に発表している。
同調査で『親の介護が必要になった場合、仕事環境はどのようにしたいとお考えですか?』と質問したところ、「特に考えていない」の42.7%を除くと、「勤務時間の短縮(時短勤務)」が30.7%で最多。「介護休暇・介護離職の取得」が27.3%、「フルリモート・完全在宅勤務への移行・転職」が17.3%などと続いた。
『実際に親の介護が必要になった場合、最も現実的・実現可能だと思うものを1つ選んでください』と聞く、「勤務時間の短縮」が全体の44.0%。「介護休暇・介護離職の取得」が20.0%、「出勤とリモートのハイブリッド勤務への移行・転職」が19.3%、「フルリモート・完全在宅勤務への移行・転職」が16.7%といった結果が得られている。
介護を担う上で不安に感じること1位は「経済的な負担」
『親の介護を担う上で、不安に感じていることは何ですか?』と質問したところ、「経済的な負担(介護費用など)」が最も多く67.3%。次いで「精神的な負担・ストレス」が61.3%、「仕事との両立ができるか」が55.3%などとなった。
また、『勤務先に介護との両立に配慮した制度や風土があると感じますか?』と聞くと、「全くそう思わない」が全体の17.3%、「あまりそう思わない」が22.0%で、全体の39.3%が制度や風土がないと感じていることが分かっている。
(画像はプレスリリースより)

ケアワークス プレスリリース
https://care-works.info/news/aG3SNhIAACsAkw72シックスワン株式会社のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/442182