容易な車両手配を実現
Uber Japan株式会社は、2025年7月24日、同社のオンライン配車アプリ『Uber』においてシニア世代向け機能の提供を開始した。
『Uber』は、ドライバーと乗客をオンデマンドでつなぐ配車プラットフォーム。提供が開始された新機能は「Uber シニア」と「シンプルモード」であり、前者はシニア利用者の容易な車両手配を、後者は情報を操作が簡単な画面を、それぞれ実現している。
家族が乗車状況をリアルタイムで確認
免許返納の動きが全国的に進む昨今、通院や買い物といった日常生活の移動にタクシーを必要な高齢者は多い。一方で、シニア世代のデジタル利用が着実に高まっており、『Uber』のシニア利用者も増加しつつある。こうした動きを受けて同社は、『Uber』にてシニア世代に特化した機能を提供するに至った。
今回提供が開始された機能のうち「Uber シニア」は、シニア利用者のUberアカウントを家族が作成・登録することで、乗車状況をリアルタイムで確認できるトラッキング機能を備える。家族による配車手配や目的地の設定・変更、またドライバーとのチャット対応も可能であり、支払いを一括管理できる機能も持つ。
日常的なタクシー移動を簡単に手配できる
「シンプルモード」は、必要最低限の情報だけに絞ったシンプルな画面にすることで、スマートフォンの操作に不慣れな利用者もアプリを使いやすくする機能。情報量や視覚的な負担が少なく、事前登録された乗車・降車地点を容易に選択できるため、日常的なタクシー移動を簡単に手配できる。
同社は今後も、シニア世代が安心・快適に利用できる環境の整備に努めるとしている。
(画像はプレスリリースより)

Uber Japan株式会社
https://www.uber.com/jp/ja/国内初、配車アプリ『Uber』に高齢者向けアカウントが登場 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p