対象の車が止められない状況を改善するために
商業施設や公共施設などに設置されている障がい者等用の駐車場は、しばしば一般の車両が駐車していて、肝心の該当車が駐車できないときも多く、また逆に、高齢であるだけの人や妊産婦、けが人などの車は駐車していいのか悩むことも多いといいます。福岡県では「支え合い、助け合い」の気持ちで2月15日水曜日から「ふくおか・まごころ駐車場」制度をスタートします。
なお、現在県内1233施設(福祉用駐車区画2660台分)の協力が得られています。県とこの協力各施設が協定を締結し、当該駐車場には、県が作成する「駐車場表示ステッカー」を2月15日から掲示していただきます。
(画像はイメージです)
利用証の発行
この制度では、障害者や高齢者、妊産婦等の皆さんに「利用証」を交付し、車内に掲示してもらいます。利用証の色別該当者は以下の通りです。
・緑色・・身体障害者、知的障害者、精神障者、高齢者、難病者
に発行
・赤色・・車いすを常時利用し、自ら運転を行う身体障害 に発行
・オレンジ色・・妊産婦、けが人に対し、有効期間を明記して発行
九州各県(沖縄県を除く。)および山口県においても、それぞれの利用証で相互に駐車場の利用ができるよう、同様のデザインとするなど、各県と協調しながら取り組みを進めています。利用できる駐車場は県のホームページなどでお知らせします。

福岡県庁ホームページ
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/f17/fukuokamagokorochushajoseidostart.html