高齢者の負傷者が目立った淡路島の地震
今月13日、淡路島付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生しました。最大震度は淡路市の震度6弱で、広い地域で地震が観測されました。
13日正午現在で重傷者3人を含む20人以上が被害にあわれ、負傷者の多くが60代から90代の高齢者でした。
災害弱者になりやすい高齢者の方はとくに、ふだんから地震に対する備えをしておきましょう。
万が一、地震が発生したら
地震が発生したら、まずは落下物などから身を守ることが大切です。近くの机などにもぐる、または座布団をかぶるなどして頭を守りましょう。
揺れがおさまったら、落下物の破片などでケガをしないようにスリッパや靴などを履きましょう。
さらに、ガスの元栓を閉める、ストーブやコンロを消すなどして二次災害を防ぎましょう。
地震対策として、ふだんから準備しておくこと
また、地震への備えとして、日頃から家具や家電を固定しておくことが大切です。一人でできない場合は、家族や近所の方にお願いしましょう。
さらに、常備薬を服用している方は、非常用持ち出し品の中に、常備薬や処方箋の他、病名や薬の種類、かかりつけ医などを書いたリストを入れておきましょう。
また、万が一の避難生活に備えて、入れ歯、老眼鏡、補聴器などをすぐに持ち出せるように用意しておきましょう。
編集部 つつみ さえこ

「高齢者の方へ」東京都防災ホームページ
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/knowledge/elders.html「地震がおきたときの対応」和歌山県ホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/bosai/