「第2回シニア・高齢者の景気動向に対する意識調査」
株式会社ジー・エフが11日、「第2回シニア・高齢者の景気動向に対する意識調査」を発表した。
調査は、60歳・70歳代を対象に、2013年7月3日・4日の2日間にわたりアウトバウンドIVRによる電話調査で行われ、60歳・70歳代の男女各500世帯、合計2000世帯から有効回答を得た。
いまの景気の変化を望ましいと思うか?
調査の結果、60歳・70歳代の人が「いまの景気の変化が望ましいと思うか?」といった質問に、「望ましいと思う」と答えた人は25.5%で最も低く、「望ましくないと思う」が34.0%、「どちらとも言えない」が40.5%で最も多いことがわかった。
またその理由について、「望ましいと思う」と答えた人に質問したところ、75.3%が「今後景気がよくなりそうだから」と回答した。一方で「望ましくないと思う」と答えた人の59.0%が、その理由について「暮らし向きが厳しくなってきた」と回答した。
消費を増やすために必要なことは何か?
この他、「消費を増やすために必要なことは何か」といった質問では、「将来の生活に対する安心感」と答えた人が55.9%と最も多く、次いで「収入が増えること」が14.9%、「心から欲しくなるような魅力的な商品やサービスが増えること」が9.4%という結果となった。
さらに、「消費を増やすために必要なことは何か」の質問で、「将来の生活に対する安心感」と答えた人に、「将来の生活における不安は何か」と質問したところ、「老後の生活費が不足すること」が29.5%が最も多く、次いで「介護などが必要になった時に頼れる人や福祉サービスが不十分なこと」が27.3%、「子どもや孫の暮らし向きが厳しくなること」が23.0%であることがわかった。
編集部 つつみ さえこ

「第2回シニア・高齢者の景気動向に対する意識調査」株式会社ジー・エフ※PDF
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