誰でもわかる場所に保管
一人暮らしの高齢者や障害者の見守り活動が全国で活発にはなっている。
しかし、いざ救急隊が駆け付けても本人が意思を伝えられない状態の時に、普段の健康状態や主治医などがわからないと、適切な手当てが遅れることもありうるのが現状だ。
各地でそういう場合のキットなどを取り入れることが多くなってきたが山口市でも「救急サポート安心キット」の無料配布を開始した。
(救急サポート安心キットパンフレット)
健康上不安のある高齢者の人などは、急病や災害時など時用に備えてほしいという事だ。
救急サポート安心キットについて
【救急サポート安心キットに入れるもの】
「緊急時安心情報シート」「本人の顔写真(本人確認ができるもの)」「本人の健康保険証(写)」「診察券(写)」「おくすり手帳(写)」「お薬の説明書(写)」など
※「緊急時安心情報シート」はキットと同時配布。他は本人が用意する事となっている。
【配布対象】
市内在住の人に限る
・65歳以上の一人暮らし高齢者で健康上不安のある方
・65歳以上の高齢者のみの世帯で健康上不安のある方
・身体障害者手帳所持者で、健康上不安のある方
・その他市長が特に必要と認めた方
(山口市記者発表資料より引用)
【申請方法】
本人または代理の者が、配布申請書に必要事項を記入し、利用者本人の利用に関する同意の押印後、以下の窓口に提出。
【申請窓口】
「市高齢・障害福祉課(山口総合支所)」「各総合支所総合サービス課」「各地域交流センター(大殿、白石、湯田、小郡、秋穂、阿知須、徳地、阿東を除く)および分館」。
(山口市記者発表資料より)
【保管場所】
「冷蔵庫の扉を開いた内側のドアポケット」に立てて入れたうえ、救急隊員などにわかるように、キットと合わせて配布するステッカーを、冷蔵庫扉の目立つ位置に貼る。

山口市記者発表資料
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/cms-sypher/www/info/