聖マリアンナ医科大病院と日本医大武蔵小杉病院を指定
川崎市は認知症に対する地域の中核医療機関として、聖マリアンナ医科大学病院と日本医科大学武蔵小杉病院の2つの病院を認知症疾患医療センターに指定しました。
認知症治療の実績を生かし、地域とも連携
カナロコの報道によると、今回指定された2病院はどちらも認知症の治療などに取り組んできた実績を持つそうです。聖マリアンナ医科大学病院は2010年度末まで認知症疾患医療センターの前身である老人性認知症センターの指定を受けており、認知症に関する相談や研究、家族介護者に対する指導講座や家族会の開催などに取り組んできました。また日本医科大学武蔵小杉病院では「街ぐるみ認知症相談センター」を設置して、市民向け公開講座の開催や専門医による相談などを行ってきました。
今後2病院では専門医療を提供しながら、地域のかかりつけ医を対象にした専門医療の研修会を開催するなど、地域の医療・介護機関などとの連携も進めることになっています。市では12月以降の運営開始を目指しているそうです。

地域医療、介護と連携へ 市が2大学病院を認知症センターに指定/川崎(カナロコ)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1209280025/神奈川県川崎市公式ウェブサイト
http://www.city.kawasaki.jp/聖マリアンナ医科大学病院
http://www.marianna-u.ac.jp/hospital/日本医科大学武蔵小杉病院
http://kosugi-h.nms.ac.jp/