病は脚からの時代に
要支援・介護の原因は厚生労働省の調査によると、変形性膝関節症などの関節疾患は第4位にランクされている。
(PRワイヤー/株式会社エバーライフプレスリリースより)
また、同症の患者数は、潜在患者も含めて、2,350万人にもなるという調査結果(吉村典子:CLINICAL CALCIUM 2009: 19(11); 1572-1577.)も出ている。
第5位の骨折や転倒と合わせると、その割合は第1位の脳血管疾患にせまっている。運動器の障害が高齢者の快適な生活を妨げていることが明らかであり、その対策は急ぎの課題と言える。
そのようななか、株式会社エバーライフと株式会社ファーマフーズは、京都大学ローム記念館で開催された「第9回たまご研究会」にて卵黄由来ペプチド「iHA」(以下、iHAと表記)の関節軟骨修復効果を確認したことを発表した。
研究概要とその成果(要旨)
ウサギ膝軟骨損傷モデルを用いたin vivo試験を行い、膝軟骨損傷させたウサギにiHAを3週間経口投与して、軟骨損傷部位の有意な回復が認められた。
(PRワイヤー/株式会社エバーライフプレスリリースより)
マウス軟骨前駆細胞株を用いたin vitro試験を行い、iHAの細胞増殖効果、ヒアルロン酸産生促進効果および軟骨細胞への分化促進効果を確認。
男女51名が、iHAを8週間経口摂取。iHAを投与した群において、被験者が主観的に評価するVASスコアと、医師による客観的評価双方のアンケート結果においてもiHAを摂取した群で関節痛の痛みの緩和が認められた。
以上の結果から、経口投与したiHAが損傷した関節軟骨に対して有用であるとが示された。株式会社エバーライフは、8月11日(土)、『皇潤』にこの新成分iHA(アイハ)を追加配合している。

株式会社エバーライフニュースリリース
http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/第9回たまご研究会概要
http://www.pharmafoods.co.jp/news/121018.pdfPRワイヤー/株式会社エバーライフプレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201210167666/