株式会社メディパスの報告
高齢者の肺炎には、誤嚥性肺炎が多いと言われている。誤嚥性肺炎は、本来、食道へ送られる食物や唾液中の細菌が誤って気管に入り込み肺炎を引き起こすと言われている。原因としては高齢者に起こる低栄養状態、それに伴う筋力低下による嚥下機能障害もその一因となる。
2011年度人口動態統計月報年計(概数)の概況によれば(7月厚生労働省発表)、死因統計で今まで3位だった脳血管疾患を上回り、肺炎が第3位となった。また、この肺炎による死亡者数のうち、約97%が65歳以上の高齢者であった。
本邦で肺炎が三大死因にランクインするのは、実に1951年以来のことである。人数としては約120,000人である。
「嚥下内視鏡検査(VE)」による誤嚥性肺炎のリスクマネジメント
嚥下機能についての対策を講じていく手段の一つに「嚥下内視鏡検査(VE)」がある。患者の生活状況・栄養状態・食事環境を踏まえ、嚥下内視鏡により咀嚼機能、嚥下機能、誤嚥のリスクなどを客観的に評価、具体的な対策を講じていく。
歯科医療機関に対して、嚥下内視鏡での嚥下機能評価のニーズが高まっている。
(記事中引用部・画像は、バリュープレス/株式会社メディパスプレスリリースより)

バリュープレス/株式会社メディパスプレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/103990