認知症に関する介護現場の実態調査
株式会社インターネットインフィニティーが、同社が運営するケアマネジャー向けポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」で昨年実施した「認知症に関する介護現場の実態調査結果」を発表した。
調査は、ケアマネジャーの認知症に関するケアの実態と情報ニーズの把握を目的に実施されたインターネット調査で、2012年11月12日から25日まで行われ、現場で活躍するケアマネジャー530人から有効回答をえた。
介護サービスを利用する人の45%が認知症
本調査で明らかになったのは、介護サービスを受ける利用者のうち45%が「認知症」と診断された人で、さらに「認知症の可能性がある」と診断された人を合わせるとその数は全体の56%と過半数を占めており、介護現場を利用する人の「認知症」率の高さが目立った。
また「認知症」と診断された人は、介護度が重度になるほど「認知症」の比率が高くなる傾向がみられ、もっとも重度の「要介護5」の利用者の場合、4人に3人が認知症または認知症の可能性があることがわかった。
編集部 つつみ さえこ

「全国の要支援・要介護者における認知症患者数は204万人」株式会社インターネットインフィニティー(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000005158.html株式会社インターネットインフィニティー
http://iif.jp/「介護支援専門員・専門サイト」ケアマネジメントオンライン
http://www.caremanagement.jp/