いつでもどこでも緊急通報できる、セコムの新サービス
ホームセキュリティで有名なセコム株式会社(以下、セコム)が介護事業大手の株式会社ニチイ学館と株式会社ツクイと協業で、高齢者向けの「セコム・マイドクタープラス」を開発した。
「セコム・マイドクタープラス」とは、救急・介護を一体化した国内初の緊急時対応サービスで、利用者は携帯電話やGPS・通報機能を備えた専用端末を使って家庭内に限らず屋外でも24時間、緊急通報ができる。
※サービス開始は、2013年4月1日から。
緊急通報から対応の流れまで
「セコム・マイドクタープラス」から緊急通報を受けたセコムは、まずセコムの管制オペレーターが状況を確認。そこで利用者から医療的な相談があればセコムナースセンターに電話をつなぎ、セコムの看護師が電話相談に応じてくれる。
また、転倒やベッド転落などの事故については、セコムの緊急対処員が転倒対応する他、専門的な介護サービスが必要になった場合には、あらかじめ利用者が登録している介護事業会社に対応要請を行うなど、利用者の状況に応じて対応してくれる。
この他にも、あらかじめセコムに病歴や処方薬、かかりつけ医などの「救急情報」を登録しておけば緊急時、搬送先の医療機関への伝達も行ってくれる。
編集部 つつみ さえこ

「セコムとニチイ学館・ツクイが協業し「セコム・マイドクタープラス」を開発」セコム株式会社
http://www.secom.co.jp/corporate/release/2012/