全国に広まりつつある「介護マーク」
介護者が、介護中であることを周囲に理解してもらう取り組みとして静岡県が考案、作成した「介護マーク(以下、マーク)」は、2年前から静岡県内で配布されるようになりました。
この取り組みはさらに全国に広がり、現在では、静岡県をはじめ茨城・栃木・新潟・長野・島根県の6県、301市区町村で作成され、配布されています。
介護中にある、周囲からの誤解や偏見を払拭
作成の発端は、「トイレに付き添う際に、周囲から冷ややかな目で見られて困る」「下着を買う際に困る」など、介護者が介護中に周囲から誤解や偏見を持たれて困ったといった声に応えたもので、介護者が介護中であることを知ってもらいたい時に使うマークです。
マークは、縦69ミリ、横97ミリの大きさで、マークには誰もがひと目でわかるように「介護中」という文字が両面にプリントされています。また、マークは首からかけられるようにケースに入っており、用途に応じてケースから取り出して携帯することもできます。
編集部 つつみ さえこ

「介護マーク」静岡県
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-210/chouju/kaigoyobou/