「認知症施策推進5か年計画(以下、オレンジプラン)」
高齢者のおよそ10人に1人が認知症である実態を踏まえて昨年、厚生労働省で策定された「認知症施策推進5か年計画(以下、オレンジプラン)」がいよいよ来月より始まる。
オレンジプランでは、認知症患者が精神科病院などで長期入院するケースが多い現状から、住み慣れた地域で認知症患者をケアするサービスの充実を目指す。
5年をかけて地域で認知症ケアに努める体制づくり
具体的には、かかりつけ医の認知症対応力向上のための研修などを実施。認知症の早期診断・早期対応ができる医療機関を平成29年度までに約500ヶ所整備する予定だ。
また、認知症患者を地域で支援する「認知症地域支援推進員」を平成29年度までに700人に、さらに「認知症サポーター」を600万人に増やす計画となっている。
編集部 つつみ さえこ

「認知症施策推進5か年計画(以下、オレンジプラン)」厚生労働省※PDF
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/「今後の認知症施策の方向性」厚生労働省※PDF
http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/