神戸市の「介護・リハビリロボット」公募に採択
株式会社神戸デジタル・ラボは、神戸市が公募していた「平成29年度『神戸介護・リハビリロボット実用化開発費補助制度』」に提案していた事業案が採択されたことを発表した。
『神戸介護・リハビリロボット実用化開発費補助制度』は、市内産業の振興の推進や市民の健康・福祉の向上を目的としており、介護・リハビリロボットの実用化に向けた開発に取り組む市内の中小企業を応援する制度である。
効率的で楽しい介護予防運動を提供
近年、先進国を中心とした高齢化の進行に伴い、平均寿命の延伸だけでなく、健康寿命の延伸に注目が集まっている。
神戸デジタル・ラボが開発するシステムは、人の動きを検知するモーションセンサーデバイスを活用した、体験型インタラクティブなシステム「リズムモーションリハビリツール」である。同システムは、効率的で楽しい介護予防運動を高齢者に提供することを目的としている。
神戸デジタル・ラボは、同システムにより、高齢者が運動を楽しむことを習慣化し、運動を継続しやすくするためのきっかけ作りに取り組むとしている。「楽しみながら健康に過ごせる時間を延ばすことができるきっかけを創造」することを目標とした同システムの開発をすすめ、介護分野での実用化をめざすとしている。
(画像はプレスリリースより)
プレスリリース 株式会社神戸デジタル・ラボ
http://www.kdl.co.jp/news/reha_20170719.html