「徳島県認知症高齢者見守りセンター」を開設
平成25年の1年間で、認知症などの疑いで行方がわからなくなり警察に届けられた行方不明者の数は全国で1万人を超え、超高齢化社会が進む今、社会的な問題となっています。
徳島県でも、その数は91名となっており、この問題の未然防止と早期発見の取り組みを一層強化するために、2014年8月1日(金)から新しく「徳島県認知症高齢者見守りセンター」を開設しました。
認知症の方やその家族が安心して暮らせるために
同センターの取り組み内容は主にふたつ。
ひとつ目は、認知症について正しい知識を持ち、認知症やその家族を応援する「認知症サポーター」を県全域に拡充し、さらにサポーターのスキルアップ、活動支援などを実施すること。
ふたつ目は、認知症などの人が行方不明になった場合に、迅速に捜索できるように、24時間365日いつでも、市町村や保健所、見守り団体の市民、近隣の府県などと連携して、行方不明者の早期発見・保護につながる体制づくりで対応することで、徳島県は、このふたつの取り組みにより、認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることのできる社会の実現を目指します。
編集部 つつみ さえこ

【「徳島県認知症高齢者見守りセンター」の開設について(説明)】徳島県
http://www.pref.tokushima.jp/governor/press/record/